所持許可申請の流れをざっくり

前回の記事でクレー射撃の動機を述べた

しかし何から始めていいのかわからない

ネットで「射撃 始めるには」みたいなワードで検索をかけた

射撃を始めるためには、まず銃を持つことが必要である

銃を持つのは免許制かと思っていたが、実は許可制

免許と許可の違いを説明しろ、と言われても専門家ではないから難しいが

まぁ銃刀法で禁止されている行為(銃の所持)を解除してもらうことだろうか

 

所持許可申請の過程は以下である(そこそこ長い

(参考文献:法改正に完全対応!クレー射撃、狩猟へのファーストステップ!

猟銃等講習会(初心者講習)考査 絶対合格テキスト&予想模擬試験5回分[第5版]

www.shuwasystem.co.jp

初心者講習に落ちてしまった母上が購入した書籍

文字も読みやすくてイラスト入り、文章も面白い

中学生の学習テキスト並みに読みやすくておススメだけど

警察から貰える冊子で合格する人も居るから絶対買え!と言い切れない...)

 

①猟銃等講習会(初心者講習)受講申請

自分の住所地を管轄する警察署の生活安全課に申し込み書類をまとめて提出

自分の在住県の場合は年に講習会が2回しかないので

1度落ちたら再度挑戦するには半年期間が空くことになる

都道府県によって講習会頻度は異なるため

その点は各自で調べてもらう必要がある

経験者講習はもう少し回数が多いのだけど...

 

②猟銃等講習会(初心者講習)受講、考査(筆記試験)

警察から渡される冊子を事前に読んでから講習へ参加する

試験自体はそこまで難しくはない

が、運転免許の試験みたいに少し文章が引っ掛け問題的な意味でやらしい←

詳しくは今後の記事で述べるつもりなので省略する

 

③考査合格、講習修了証明書(3年有効)の交付

考査に不合格の場合はまた①に戻るのであるが

合格すると証明書が貰える

それを警察に持参して修了となる

 

④教習資格認定申請

筆記が受かれば、次は実技である

文字通り、実際に銃を使って教習を受けるが

その時点ではまだ所持許可資格なし、銃を使えば銃刀法違反に触れる

なので"教習で銃使うから、銃使うの一時的に許すやで"という認定をもらうための

認定書を貰う必要性がある(実にややこしい

諸々書類を揃え、警察へ

この段階で一番手間と時間がかかった

しかしこれさえ超えてしまえば、もうこっちのもんである

ここの詳細も今後に記載するので省略

 

⑤射撃教習を申し込み、射撃教習

教習資格認定が貰えたら、いざ射撃場へ!

すぐ行けるもんかと思ったらここもちょっと機会が合わず

1.5か月くらいかかってしまったかも

 

⑥教習射撃合格、教習修了証明書(1年有効)の交付

修了証明書を持参し、また警察へ

教習修了してから本格的に自分の銃を選んだり

自宅への立ち入り検査のためにガンロッカーなどを手配した

 

⑦銃の手配を済ませ、鉄砲店から譲渡承諾書を受領

初めて持つもの、且つ壊れない限りはずっと相棒の銃

出来れば実物を見て買いたかったが

予算的に合うのが地元では見つけられなかったので

自分は通販で購入

銃砲店さんが非常に慣れているので、ここは非常にスムーズ

必要書類や承諾書を持参し、また警察へ

 

⑧銃砲所持許可を申請

書類を提出し、自宅の立ち入り検査の日程調整

この申請をしたのが丁度年末にあたったので

年明けまで持ち越しになってしまった

 

⑨ガンロッカー等の立ち入り検査

自宅でちゃんと管理が出来る状態なのかを

実際に家まで警察の担当者の方に来てもらい確認してもらう

まあまあ緊張するが15分程度で終了した

 

⑩銃砲所持許可証交付

自分の場合は1か月かかった

「許可証来ましたんで~」って連絡の電話来たときは

滅茶苦茶嬉しかった

バイト終わりに警察署直行したもんな

 

⑪銃の所持、14日以内に警察で確認を受ける

受け取った許可証を即銃砲店に送付

銃の運搬は許可証と共に無いと、運搬した人がお縄になってしまうためである

死亡診断書と一緒に遺体移送しないといけないのと一緒

銃を受け取ってまた警察へ

許可証に記載されている銃と本当に同じものなのかを確認される

 

⑫銃の使用開始

長かったよ、ここまで....

先日(2023年2月25日)やっと自分の銃で射撃を始めることが出来た....

 

これでも簡単に記載したが

ま~書類を書いたり、警察に行くなどの手間や(人生で一番警察に行った2022年)

一つ一つの申請の度にお金もかかるので(ざっくり20万程度くらいは見込んでおく方がいい)

途中で諦める人も少なくはないのだとか

でも所持許可がある限りは何歳でも続けられるし(実際中高年の方のが多い)

女性の競技人口は少ないから頑張れば大会とか出られるよって言ってもらえたから

自分は頑張りました

 

次こそ初心者講習を受ける段階をお話を....