猟銃等講習会(初心者講習)の申し込みをしよう

さて、目標は決まった

でも何から始めればいいんだろう...?

 

 

 

よし、銃砲店行ってみるか!!!

 

 

いきなりにしてはハードル高くないか?と思うが

これが結構アタリだったのかもしれない(専門の人に全部聞くのが早い)

地元の銃砲店を調べてみると自宅から車で30分、遠すぎることもない

母上と初銃砲店、グーグルマップを頼りに

地元民でも"山ばっかやんけ"と思う地域まで走る

 

ナビ「目的地周辺です」

・・・田んぼとプレハブみたいな小屋しかないが??

駐車場に車停めて、恐る恐る小屋()に入ると

店員のお兄さん(言うて子持ちのお父ちゃんだがイケメンなのでお兄さんと呼ぶ)が一人いらっしゃった、お店で合ってた

そして顔のいい男に目がない母上、お兄さんのビジュアルがド好みで

帰宅後もめちゃめちゃテンション上がってた

後で"何故看板を掲げてないのか"と聞くと、危ない系()の人たちが来るのを防ぐためなのだとか

(それでもやっぱりそういう感じの人は来店するらしい)

 

母「あのー、クレー射撃始めたいんですけど何をすればいいのかわからなくて....」

お兄さん「あー、成る程。どうぞ座ってください^^」

雑談も交えながらどうして射撃を始めようと思ったのか、とか

クレー射撃の競技、県内でどれだけ所持許可受ける人が居るかについて色々と聞きまくり

お話をするのが上手でストレスも無かったから

2時間くらい平気で滞在していたと思う

お店で猟銃等講習会受講申請書を頂き、申請人の証明写真1枚(縦30×横24mm)を準備して、地元の警察署の生活安全課に行って、書類とかもらってくるように”と教えてもらった

 

申請書を記入し、証明写真も撮って(コンビニ横にあるの滅茶苦茶便利だな、と実感)

後日母上と地元の警察署へ

署に行くのは車で10分くらいしかかからないが

過去に来たのが小学校低学年の頃に落とした財布を受け取りに行った経験しかないため

またビビる....

署内の案内表示を頼りに生活安全課へ(薄暗くてまたビクビクしていた

銃、刀剣類所持許可申請や風俗店の営業許可、探偵業の許可申請等は

全てこの課なんだと知る

自分は刀剣乱舞も好きだが、もし”自分も刀剣欲しい!!”てなってたら

ここにお世話になっていたのかもしれない

 

声をかけたら出てきたのは坊主で強面の担当者さん

今日だけで何度ビビればいいのだ....

母「あの、銃の初心者講習受けたくて...」

担当者さん「どうぞ座ってください」

この時点で軽い面談みたいな感じ

クレー射撃を何で知ったのか、なぜやりたいと思ったのか、狩猟はするつもりなのか

詳しくはは忘れてしまったが、こんな質問を受けたと思う

母上も自分も「テレビで見て興味を持った」と無難な回答

流石に"ゴールデンカムイと言う漫画で好きなキャラクターが銃を使っているので自分も扱ってみたいと思ったからです"と言う勇気は無かった....

もし言ったとしても余計"狩猟は?"とか聞かれそうだったし

 

担当者さん「実際に射撃場には行かれましたか?」

自分「いえ、まだです」

担当者さん「音とか衝撃でやっぱりやめるって方も居るんで、一度見てからまた申し込みでもいいn」

母上「週末行くんで申し込みだけでもします(また警察来るの面倒くさい

銃砲店や猟友会の方々的には、銃所持人口が増えるのは嬉しい事なんだけど

警察側としては危険物を持つ人を積極的には増やしたくないので

そこまで乗り気な感じではない、もう勢いである

実際、違う市の担当者は申請しに来た人に向かって

「あんたみたいな人は向いてない」とかボロクソ言う人も居るらしい、公務員として如何なものか(後日銃砲店のお兄さんに聞いたらその市の担当者は代わっていたいたらしい、”何か問題起こしたんちゃいますかねー!そういう奴でしたもん!”

 

記入した書類と証明写真、申し込み手数料6800円(署内の証紙窓口で購入)を提出し

講習日程や場所の記載してある用紙と事前学習と講習で使用するテキストをもらって帰宅

 

申し込みをしたのは3月1日

しかし、次の初心者講習はなんと8月上旬

この時点で5か月の空白が発生することが確定

勉強の時間は滅茶苦茶あると考えよう

 

次はいよいよ講習会....!

所持許可申請の流れをざっくり

前回の記事でクレー射撃の動機を述べた

しかし何から始めていいのかわからない

ネットで「射撃 始めるには」みたいなワードで検索をかけた

射撃を始めるためには、まず銃を持つことが必要である

銃を持つのは免許制かと思っていたが、実は許可制

免許と許可の違いを説明しろ、と言われても専門家ではないから難しいが

まぁ銃刀法で禁止されている行為(銃の所持)を解除してもらうことだろうか

 

所持許可申請の過程は以下である(そこそこ長い

(参考文献:法改正に完全対応!クレー射撃、狩猟へのファーストステップ!

猟銃等講習会(初心者講習)考査 絶対合格テキスト&予想模擬試験5回分[第5版]

www.shuwasystem.co.jp

初心者講習に落ちてしまった母上が購入した書籍

文字も読みやすくてイラスト入り、文章も面白い

中学生の学習テキスト並みに読みやすくておススメだけど

警察から貰える冊子で合格する人も居るから絶対買え!と言い切れない...)

 

①猟銃等講習会(初心者講習)受講申請

自分の住所地を管轄する警察署の生活安全課に申し込み書類をまとめて提出

自分の在住県の場合は年に講習会が2回しかないので

1度落ちたら再度挑戦するには半年期間が空くことになる

都道府県によって講習会頻度は異なるため

その点は各自で調べてもらう必要がある

経験者講習はもう少し回数が多いのだけど...

 

②猟銃等講習会(初心者講習)受講、考査(筆記試験)

警察から渡される冊子を事前に読んでから講習へ参加する

試験自体はそこまで難しくはない

が、運転免許の試験みたいに少し文章が引っ掛け問題的な意味でやらしい←

詳しくは今後の記事で述べるつもりなので省略する

 

③考査合格、講習修了証明書(3年有効)の交付

考査に不合格の場合はまた①に戻るのであるが

合格すると証明書が貰える

それを警察に持参して修了となる

 

④教習資格認定申請

筆記が受かれば、次は実技である

文字通り、実際に銃を使って教習を受けるが

その時点ではまだ所持許可資格なし、銃を使えば銃刀法違反に触れる

なので"教習で銃使うから、銃使うの一時的に許すやで"という認定をもらうための

認定書を貰う必要性がある(実にややこしい

諸々書類を揃え、警察へ

この段階で一番手間と時間がかかった

しかしこれさえ超えてしまえば、もうこっちのもんである

ここの詳細も今後に記載するので省略

 

⑤射撃教習を申し込み、射撃教習

教習資格認定が貰えたら、いざ射撃場へ!

すぐ行けるもんかと思ったらここもちょっと機会が合わず

1.5か月くらいかかってしまったかも

 

⑥教習射撃合格、教習修了証明書(1年有効)の交付

修了証明書を持参し、また警察へ

教習修了してから本格的に自分の銃を選んだり

自宅への立ち入り検査のためにガンロッカーなどを手配した

 

⑦銃の手配を済ませ、鉄砲店から譲渡承諾書を受領

初めて持つもの、且つ壊れない限りはずっと相棒の銃

出来れば実物を見て買いたかったが

予算的に合うのが地元では見つけられなかったので

自分は通販で購入

銃砲店さんが非常に慣れているので、ここは非常にスムーズ

必要書類や承諾書を持参し、また警察へ

 

⑧銃砲所持許可を申請

書類を提出し、自宅の立ち入り検査の日程調整

この申請をしたのが丁度年末にあたったので

年明けまで持ち越しになってしまった

 

⑨ガンロッカー等の立ち入り検査

自宅でちゃんと管理が出来る状態なのかを

実際に家まで警察の担当者の方に来てもらい確認してもらう

まあまあ緊張するが15分程度で終了した

 

⑩銃砲所持許可証交付

自分の場合は1か月かかった

「許可証来ましたんで~」って連絡の電話来たときは

滅茶苦茶嬉しかった

バイト終わりに警察署直行したもんな

 

⑪銃の所持、14日以内に警察で確認を受ける

受け取った許可証を即銃砲店に送付

銃の運搬は許可証と共に無いと、運搬した人がお縄になってしまうためである

死亡診断書と一緒に遺体移送しないといけないのと一緒

銃を受け取ってまた警察へ

許可証に記載されている銃と本当に同じものなのかを確認される

 

⑫銃の使用開始

長かったよ、ここまで....

先日(2023年2月25日)やっと自分の銃で射撃を始めることが出来た....

 

これでも簡単に記載したが

ま~書類を書いたり、警察に行くなどの手間や(人生で一番警察に行った2022年)

一つ一つの申請の度にお金もかかるので(ざっくり20万程度くらいは見込んでおく方がいい)

途中で諦める人も少なくはないのだとか

でも所持許可がある限りは何歳でも続けられるし(実際中高年の方のが多い)

女性の競技人口は少ないから頑張れば大会とか出られるよって言ってもらえたから

自分は頑張りました

 

次こそ初心者講習を受ける段階をお話を....

ゴールデンカムイにハマって射撃を始めようとした話

2022年3月1日~2023年2月5日

アラサー女、”クレー射撃がしたい”と一念発起

約1年かけて猟銃・空気銃所持許可証を取得

テレビでやっているのは見るけども(言うて体育会TVくらいだったので最近は見ない)

周りに射撃をやっている人は居ないし

右も左もわからない状態からスタートだった

金カムのオタクで射撃を始めたってTwitterでサーチしたら

1人は引っかかったが、経緯まではわからず...

射撃を始めるまでの具体的な内容が知りたかったことと

取得までの体験で面白い部分もあったので

備忘録がてら残していこうと思う

文体がめちゃめちゃなのは許して頂きたい

 

 

ゴールデンカムイが好きになったから

友人から勧められ、2021年夏の無料公開時期にハマった新参者である

タイトルから推しは察せると思う、尾形百之助だ

ヴァシリも好き、日露国境線狙撃手対決滅茶苦茶良良良良

・・・本題からズレるのでやめておこう

オタクなら推しを感じることはしたいだろう

グッズを集めたり、聖地を巡ったり....

特に金カムのオタクは行動力の化身か?て思うくらい

北海道、試される大地に通っている

まぁ、「強い奴は北へ行く」って刀ミュの榎本武揚も言ってる

自分も北海道行きたいと地団駄を現在進行形で踏んで地固めしている段階ではあるが(あ、5月の金カム展で札幌行きます高校の修学旅行以来やよやったぁ!!!!!)

この作品にハマって何か行動を起こしたい、そんな欲が強くなっていた2022年2月冒頭だった

 

 

母「クレー射撃したいんさな」

 

 

.....ほう?今なんと

射撃をやってる某芸能人(八王子リフォームの方)が好きな母上

テレビでやってるのを見て数年前から興味を持っていたのだとか

”人生楽しまなくちゃ”と”かっこいいババアになりたい”は母上のモットーなので

まぁその考えに至るのは不思議ではない

 

射撃ねぇ~、周りに誰もやってる人居ねぇ~、話題には出来るよなぁ~

 

 

尾形を感じられるのでは?

 

 

「んじゃ~、うちも便乗したろかな」

まさか1年かかるとは思わなかったな、今思うに

 

 

因みに”尾形ならライフルでは?”と思うかもしれないが

クレー射撃ライフル射撃はまた全然別モノだし

静的射撃より動的射撃の方が自分のは合ってた(吉祥寺のシューティングバーで体験して”楽しいけどたまにやるので丁度良い”という感想)

あと幼少期尾形が最初に始めたのだって鴨とかの鳥猟だったじゃん、動的射撃じゃん

弾の種類は違うかもしれないけど(クレーは散弾なので)

 

 

初心者講習を受けるステップに続く